副業でコンサルタントをした場合の税金は？いつ売上計上するの？

こんにちは。

税理士のよしむらともこです。

 

複業セミナーに登壇させていただく機会が多かったからか、副業(複業）についてのお問い合わせをよくうけます。
今日は、この間、オンライン個別相談にいらしてくださったお客様の相談例をブログ記事にしてみました！！

 

副業（複業）ではじめるには、コンサルタントがオススメ

 

副業（複業）は、なにからはじめればいいんだろう？そんなお悩みありませんか？

自分がやりたいこと＆自分のスキルを活かせることをするのが一番だと思います。

 

でも、もし、私がサラリーマンで副業やるなら何からはじめる？と聞かれたら、『コンサルタント』と答えます。

お金の面からみるとコンサルタントなら、元手がなくてもはじめられるし、維持コストが低いのもいいですし、自分の能力とやり方次第で、あまりお金がかけなくても、大きく発展させることがしやすいと思うからです。

 

コンサルタントの売上はいつ計上すればいい？

 

コンサルタントの売上は、いつどのタイミングで計上するのが正しいでしょうか？

クライアントさんからの報酬が入金になった＝売上の計上としてしまっている方が多いのはないでしょうか。

原則的には、『役務提供が完了したとき』に売上計上をするのが正しい処理になります。

ただし、役務の提供期間中に段階的にサービスの提供を完了していると考えて、部分的に売上を計上する方法もあります。（期間や契約に基づく合理的な方法で）

 

たとえば、塾形式のコンサルティングや長期コンサルティングの場合は、授業料収入（講習会収入、合宿収入を含む）は、期間で按分して、売上を計上するケースもあります。

 

すごく曖昧な書き方になってしまい申し訳ないのですが、売上の計上時期は税務調査などでも必ずみられるポイントになりますので、気になる方は一度税理士に相談してみてくださいね。

 

コンサルタントの経費って何が入れられる？

コンサルタントの経費は何があるでしょうか？これは、副業でも本業でも考え方は同じです。

コンサルタントの売上の獲得に貢献したものが経費になります。具体例あげておきますね。

• 電車代　タクシー代　バス代　
• 書籍代
• セミナー代
• 広告宣伝のための費用
• オンラインサロンや交流会の参加費（事業に関係があることと説明がつくもの）
• 携帯電話料金
• 外注先への報酬

 

そもそも経費って何？って詳しく読みたい方はこちら↓↓↓↓↓↓是非読んでください。

経費ってなに？もっと使ってもいい経費は？

 

副業コンサルタントが払う税金は？

 

副業で行ったコンサルタントの収入が「事業所得」か「雑所得」になる場合は、その所得（≒利益）が20万円を超える場合は、確定申告が必要になります。

所得とは、ここでは売上から経費をひいたもののことです。

※コンサルタントの収入が「給与」の場合は、2か所給与に該当するので、副業の給与の1/1～12/31までの額面が20万円を超える場合には確定申告が必要となります。

 

 

その場合、支払を受けた会社から支払調書が発行されます。この支払調書に記載されている源泉徴収された税金は、必要経費を控除する前の支払金額が記載されています。したがって、申告すれば税金が還付される可能性があります。

 

まとめ

 

最近のコロナの影響で、仕事のありかたや自分の生き方を見直す方が増えてますよね。

こんな大変な時にも、前に進もうとする方、副業(複業）でも起業でも心から応援します！！私も一緒に頑張る！！！！

 

◆副業については記事一覧はこちら◆

• 会社員が副業/複業したら確定申告は必要？
• 副業/複業の売上と経費はどうやって把握すればいい？
• 副業/複業が会社にバレないようにするには？
• 副業は、雑所得になるの？事業所得じゃダメ？
  
  

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