副業/複業が会社にバレないようにする方法ってある?

こんにちは。
税理士のよしむらともこです。
今日のテーマは、『本業の会社に副業がバレようにすればどうすればいいのか』です。
◆副業については記事一覧はこちら◆
副業/複業を通じて、会社以外の世界でも自分の足で立ち、自分の意思で色々なことを経験し、社会に貢献していくことはとても素晴らしいことだと思います。
たとえ、最初は小さなチャンスでもつかもうと、どんどん前を向いて歩いていくのって、人としてすごく素敵なことですよね!!

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とはいえ、まだまだ副業をみとめてくれる会社って少なくて、前向きな自分のキャリアを開くための
副業なんだけど、会社にばれたらどうしよう・・・・というばれたくないとひやひやしていらっしゃる方が実際多いのも知っています。
絶対にバレない方法は、正直言うとないのですが、でも、最大限バレなくすることは可能ですので、その方法を書いてみます。
副業/複業がバレる仕組み
副業/複業って、なんで会社にバレちゃうの?
会社とは全然ちがうところで働いていたのに、なぜ本業の会社が知っているのだろう??
これは、実は税金の徴収の仕組みと関係があります。
① あなたが税務署に所得税の確定申告をする
② 税務署が確定申告の内容を市区町村に通知(あなたは何もしなくても自動的に通知される)
③ 市区町村があなたの住民税を計算
④ 市区町村があなたの会社に住民税額と給与から天引きする金額を通知する(5月くらい)
ここで、会社は、あれ?払っている給与に比べてやけに住民税が高いな~とか、あとは、この事業所得とか雑所得に金額がはいっているのは、おかしいな~・・・
さては、副業/複業しているのでは?と違和感をもつわけです。
副業/複業をバレないようにする方法 所得税VER
さて、副業/複業を最大限バレないように対策する方法をお伝えしますね。
図の所得税申告書の第二表の「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」 という欄で「自分で納付」にチェックをつけてください。
そうすると、本業の給与の住民税は、通常通り会社に通知され、給与から天引き(特別徴収)されることになります。
事業所得や雑所得の住民税は、会社を通さずにご自身で払うことになるので、6月に市役所からご自宅に納付書が送付されます(普通徴収)。
副業/複業 バレないようにする方法 住民税VER
さて、バレないようにする方法 所得税VERだけでは、万全とは言えません。
所得税の申告書は国が管轄で、住民税の計算は、市区町村が管轄なので、所得税の申告書にチェックマークをつけたくらいでは、見落とされてしまうことがよくあります!!
ですので、念押しの手続きが必要になります。
ご自身で、お住まいの市区町村の市民税課に連絡をして、「必ず本業の会社には、本業の住民税だけを通知してくださいね!!そして、副業/複業の分は『自分で納める』ので自宅に税額を通知してください!!」と
念押ししましょう。これで、最大限の対策はバッチリです!!
ただし、市区町村の対応はまちまちで、このようにわけて税額を計算することや、通知することを嫌がる市区町村もあります。
また、今年大丈夫でも市区町村も対応や担当者もかわりますので、来年もOKとは限りません。
必ず、毎年確認をするようにしましょう。
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それでは。
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