金なしコネなしアイデアなしの会社員でも今すぐ始められる起業副業の教科書
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・起業したいけど、特別なお金やコネやアイデアもないから自信ないよ
・起業や副業って何から始めたらいいかわからない
私も4年前まで会計事務所で会社員だったので、会社員の抱える漠然とした不安ややり場のない閉塞感など、お気持ちわかります!!
でも、個人的に起業して本当によかった。時間もお金も気持ちも自由になりましたし。
会社員の方も迷わず
『会社員以外の選択肢を持てるように、働き方を変えたほうがいい!!』
と強く思っています。
今回は2022年にむけて金なし、コネなし、アイデアが特別なくても、会社員の方が働きながら、今すぐに起業(副業・複業)を始められるようになる!!やり方 売上の作り方から税金の手続きまで徹底解説します。
資金がなくてもできる副業、失敗しないリスクない会社員のまま起業する方法の仕方/副業の確定申告などについてこちらから無料でお届けしています。
- 会社員以外にも収入の柱を持つ必要のある理由
- 働きながら起業(副業)のメリット
- 起業副業しなきゃと思うのに、最初の一歩がなかなか踏み出せない理由とその対処法
- 失敗やリスクを最小にする起業副業の具体的始め方STEP1-6
(商品アイデア⇒ビジネス構築⇒お金の準備⇒起業副業のカタチ(個人事業?法人?)⇒確定申告
会社だけに頼って、ずっと暮らしていく時代は終わりを迎える
はじめになぜ、「会社員以外の収入の柱を持つ必要がある」と考えているか簡単に説明しますね。
会社員でいれば、安定・安泰といった時代は終わりつつあります。国が副業を推してくるような時代です。まだ大丈夫かなと不安なままにしておくと将来職がなくなったり、給料が減ってしまったり、本当に困る事態になる可能性が高いです。
今の会社に頼らなくても自由に生きていける選択肢(収入)をもつため、今すぐに、副業・起業をはじめてみましょう。
起業準備においては、会社員でいることが実は大きなアドバンテージになります。いきなり会社をやめずに、働きながら起業・副業をはじめましょう。うまくいき更に事業展開する時に会社は辞めることを考えればいいのではないでしょうか。
これからは、会社に左右されず「個人」が自分で稼ぐことがマストになる時代です。
厳しい時代にはなりますが、『個人で稼ぐスキル』が、自分の生きたい人生を生きて、自分の叶えたい未来を叶える一歩になります。
副業からをオススメする理由 リスクを最小限にしたければ、会社員しながら起業/副業をスタートしよう
下の図は、中小企業白書で、1980~2009年の企業の設立から経過年数ごとに生存率を示したものです。
10年後には約3割が、20年後には約5割の企業が撤退してやめているという甘くない現実を表すデータがあります。
先に厳しい現実を知ることは、厳しい状況にも耐えうる起業⇒準備をしっかり!と自然と思えるのではないでしょうか。
今、起業するなら、先を考えず、いきなり会社を辞めては絶対にダメ!!
甘くない状況を理解した上で、失敗しないリスクない起業をするために、一番オススメしないこと!!
それは、『いきなり会社を辞めてしまうこと』です。
会社員で働きながら、起業準備をつまり副業からはじめましょう。
よく起業するって決めたからには、退路を断って会社を辞めて起業!!とおっしゃる方がいらっしゃいますが、絶対にオススメしません。
会社員でいることは、実は大きなアドバンテージ。会社員で働きながらできる起業準備(副業)は沢山あります。
売上と利益が確保できて、お金の準備が整えば、会社を辞めることはいつでもできることなので、焦らずにいきましょう。
会社員をしながら起業は、有利なことがいっぱいだから、しっかり活用しましょう。
副業初期の型のお悩み ビジネスネームでいい??顔の公開は必要?SNSの公開範囲は?や副業の始め方についてもまとめたこちらの記事も人気です。
会社員(サラリーマン)のメリットをフルで活用しよう
では、サラリーマンが起業準備をする上でどこが有利かをご説明しますね。
会社員は、毎日会社に通っていれば、毎月一定額のお給料が入ってきます。いきなり会社を辞めてしまうのは、リスクが高すぎます。
売上がなければ収入はいきなりゼロになりますが、働きながら起業することで、お金の不安に悩まされることなく、起業準備や起業を進めることができます。
また、社宅や社会保険料を会社が半分負担してくれるなども会社員ならでは恩恵です。
会社員としての今までの取引先との信頼関係は、これからの起業でも役に立ちます。
また、大きな会社に属して、その信用力があるからことできるつながりもあるはずなので、今のうちにつながりを作っておきましょう。
最初に商品やサービスを買ってくれるのは意外と実際につながりのある方ということは多いので、今ある取引先や人間関係も大切にしておきましょう。
③起業の経営の土台をゆっくり焦らず作ることができる
極端なことを言うと、会社員で働きながらなら、色々起業でやりたいことを試すことができます。
会社を辞めてしまっていると、失敗するわけにいきません。
ご家族がいて起業がうまくいかなければ、金銭的に困窮することもありますし、うまくいかないと精神的にかなり追い詰められます。
起業副業への一歩を踏み出すには、先に失敗やリスクの対策をしよう
この記事を読んでくださる方は、起業や副業への本気度が高い方のはずです。
でも、ここから起業準備に実際に踏み切る方は、本当に一握りです。
なぜ、起業準備に着手できないのか、最初の一歩が踏み出せないのか?に参考となる統計があります。
引用:中小企業庁の2017年版小規模企業白書の起業希望者が起業準備に着手していない理由
この図は、起業希望者が具体的な起業の準備に着手していない理由について、男女・年代別に見たものです。
統計をみると、この4つの理由が起業準備へのハードルの主な理由です。
- 「事業に必要な専門知識、経営に関する知識・ノウハウの不足」
- 「起業への不安(収入の減少、失敗時のリスク等)」
- 「資金調達方法の目途がつかない(補助金、自己資金を含む)」
- 「起業の具体的イメージができていない」
つぎの起業準備のSTEP1-6を読んでいただくと、
- この起業に踏み切れないハードルを越え方
- リスクなく、失敗しない副業(起業準備)のやり方
がわかるようになります。
起業の失敗/不安要因である
- 売る商品がない・・・(STEP2)
- 売上があがらない(STEP3-4)
- お金がない(STEP5)
- 起業への手続き(STEP6)
に対する対策が先にわかります。
とにかく副業への行動の一歩を踏み出して欲しいという思いから、ワーク多めのSTEPになっています。
起業準備STEP1:目的をはっきりと!副業したら、会社を辞めたい、その目的は?
- 何がくすぶっている原因なのか
- 本当は何がしたいのか
- 欲しい未来に対して、自分に足りない部分はどこか
- 今の自分の「ここしか居場所がないからこの会社にいる」という半分諦めている生き方や働き方に納得できない
- 自分で独立しないと、苦労してるわりに、割にあわない
- 人の顔色をみて、働くようになった自分にうんざり
- もっと心も 時間も 経済的にも自由になりたい
- 会社を辞めて、自分で開業する
- 大切な子供を預けてまで働くなら、一番やりたいことに時間を捧げる
- 個人で稼ぐ道を切り開く
- 経済的にも時間も心も自由になる
決めたポイント:今、『起業副業をやらなかった場合の5年後10年後』と『起業副業した場合の5年後と10年後』を想像してみたことが大きかったです。
急にお尻に火がつきました・・・今のままくすぶっているのはどうしても嫌でした。
ワーク1:自分の副業や起業の目的を書き出す
他人からみても我儘にみえると思うような内容でも無問題です。
常識や自分の中の思い込みを鵜呑みにしないこと!!答えをもっているのは自分だけです。
本当に望むのは何かを自分にきいてみてください。
起業準備STEP2(売上をつくる):商品/サービスを作ろう 具体的アイデアも
商品・サービスを作ろう 会社員の起業(副業)したいけどアイデアがない もう自分には売るものがないと悩まない
会社員のうちに起業準備(副業)することは決めた。つぎに多くの人が悩むのは、
大丈夫です。3つの視点からの商品やサービスの作り方をご紹介します。
会社員の起業(副業・複業)の商品アイデア 3つの視点から考えよう
会社員の方が、起業する方法は大きく3つにわけることができます。
①今あるスキルを自分の商品・サービスとして売る
ご自身のスキルや経験をベースに自分の商品を作り、売る。売れるスキルは、たくさんあります。具体例を挙げておきます。
- バックオフィス業務(経理代行や領収書の整理など。経理をやっていた方)
- セールスサポート(営業スキルを売る)
- カウンセラー(相談に乗る。夫婦カウンセラー、子育て、婚活カウンセラーなど 話をきいて、解決に導く)
- コーチング(子育てアドバイス、婚活のコーチング、相談者の中ある答を一緒に引き出していく)
- コンサルティング…(マーケティングのコンサル、WEBコンサル 人見知りコンサル お会いしたことがあります。)
会社員が起業(副業)で始める場合、最初が原価がかからないものがおすすめです。身一つでできるコンサルティングやカウンセリングなどの無形の商材は最初にビジネスを始める方にとって、お金を最小限にスタートができるのもよいところです。
②新しくスキルを身に付けて売る
- WEBマーケティングのスキル習得のため、学校に通う
- 動画制作・編集を学ぶ
- WEBデザインなど
- 中小企業診断士の資格を取得(試験は難しい)
③他人の商品を売る
- 物販
- ブログでGoogle AdSense を使用してウェブサイトを収益化
- アフィリエイトなどの広告収入
新しいスキルを身に着けるつもりもないという方は、③の他人の商品を売るという方法もあります。
ただし、起業準備(副業)の目的というのは、「会社に依存しなくても自分でも生きていける」ということです。
例えば、Google AdSenseやアフィリエイトは、他人の商品の宣伝をもとに入ってくる収入になります。
そのため、売上がたくさんあっても、他人の商品に依存するということは、その商品がなくなった瞬間から、収入がなくなってしまう恐ろしさがあります。
会社員の起業(副業・複業)のオススメは①自分の商品を売ること まずは自分のスキルと経験の棚卸をしよう
ワーク2:自分のスキルや経験の棚卸をしましょう。
売るものがないと思うのは、ご自身が属している大きな会社が売るようなハイレベルな(超完成された)商品でないと販売できないという思い込んでことが多いです。
その思い込みのハードルを下げる方法があります。WEB検索やSNSで個人起業家の方たちがどんな商品を販売しているか調べてみましょう。
FACEBOOKやTwitterを使ったリサーチもオススメで、意外なニーズに気づけます。
そして自分が思うほど完成度の高い商品でなくてもサービスとして提供してOKで、ちゃんとお役にも立てるのだなということが実感できるはずです。
売れっ子リサーチしよう
売る商品やサービスが決まったら、ワーク3:売れっ子リサーチをしてみましょう。
ワーク3:売れっ子リサーチ
同じような商品を売っている方で繁盛している方は、
・何を売っているのか
・誰に向けてどんな発信をしているか
・どんなツールを使って販売しているか
・強みや独自の価値は?
などをリサーチしてみましょう。売れっ子には、理由があるのです。
どんなにいい商品でも、見込客に認知をされ、さらに販売するための道がなければ、売上につなげることはできません。
商品⇒認知⇒販売の流れをポイントに、いいなと憧れる売れっ子の競合をリサーチしてみましょう。
リサーチ対象は、ぴったり同じジャンルの人だけでなく、少しずれるけれども、似ている業種の方も含めてみましょう。
例えば、私の場合、同業の税理士ばかりではなく、お金を扱うファイナンシャルプランナーや、起業や経営を扱う起業塾や経営コンサルタントもあわせてリサーチします。
同じ業種の方のリサーチよりも、少し違う業種の方のリサーチは効果抜群で、自分では思いつかないような商品の開発や切り口の発見につながるなど予想外な発見があります。
起業準備STEP3(売上をつくる):ビジネスのコンセプトとビジネスモデルを考えよう
商品がきまったら、ビジネスコンセプトとビジネスモデルを決めましょう。
ビジネスコンセプトは超重要な商品戦略
ビジネスコンセプトは商品づくりにおいて、もっとも大切です。ビジネスコンセプト=概念や発想つまり、商品の切り口です。
みなさんが商品を買うときは、この「切り口」に惹かれて購入しているのがほとんどです。
切り口は、最初から簡単に思いつくようなものではなく、副業期間中に色々試してみながら、売れる切り口を探す必要があります。
切り口は、実際のお客様の反応を試すなど、何度もトライアンドエラーを繰り返し、自分だけのオリジナルの切り口をみつけましょう。
商品の内容そのものは、物もサービスもいきわたっている時代に正直それほど変わらないことが多いので、切り口が一番大切です。
【私の例】商品A:税理士で確定申告代行
この税理士だから確定申告代行をするよというのは、「コンセプト=切り口」ではありません。
単に資格名やスキルを売っているだけです。
ちなみにこういうスキルや作業だけの売り方というのは、差別化しづらいので買い叩かれやすいです。
【私の例】商品B:個人事業主むけの「お金の不安解放プログラム」
「お金の不安解放プログラム」というサービスで、「経営者のお金の不安から解放する」ことが「コンセプト=切り口」です。
”お金の不安から解放されること”を価値に法人化を目指す個人事業主の経営の土台作りで経理の仕組構築や確定申告のサポートなどを行っています。
※お金の不安解放プログラムは吉村知子の登録商標です。
ビジネスコンセプト(切り口)はその商品のお客様に対しての「価値」ですので、お金を払ってでも欲しい!と思わせるものでなくてはいけません。
切り口はとても大切なので、今回の記事にいれてますが、最初から思いつかないからと言って、気にしなくてOKです。
副業を進めているうちに少しずつ、考えてみましょう。
ビジネスモデルは勝率が高い方法を取り入れよう
起業副業では、成功率が高い、勝てる確率の高い方法をできるだけ多く取り入れましょう。
- 仕入原価がない
- 固定費がない
- 前受金で先に報酬をもらう
- 利幅が高い
- 借入がない
この条件を多く満たすビジネスは、小規模でもはじめやすいし、成功しやすいし、お金も手元に残りやすいです。
説明するまでもなく「当然、経営が有利になる」ポイントです。
最初から原価の大きく利幅が低い物販などのビジネスを始めるよりは、
①うまくいく条件が多く組み合わさった事業を行って、軌道にのせる。
↓
②お金や時間に余裕ができる
↓
③あらためて自分の好きなことややってみたいことを優先した事業を展開していく
という戦略もあります。
例えば、コンサルティングサービスなど身一つでできる商品で安定した売上と利益をしっかり作り、それからやってみたいECサイトを運営を行うなんて方もいらっしゃいます。
起業準備STEP4(売上をつくる):商品を販売してみよう WEBマーケティングの準備
忙しい会社員の効率よく売上をつくることからも、対面販売ができないときに不利益を被らない対策としても、オンラインで販売まで完結するのは、マストです。
ですので、簡単なWEBマーケティングをはじめていきましょう。
Webマーケティングは範囲も広いのですが、はじめはまずSNSとブログがおすすめです。さきほどのリサーチも踏まえて、自分にあったツールを選んでいきましょう。
SNSをはじめよう 周りにどう思われるか不安になったら・・・
STEP2でのリサーチ結果を踏まえて、ご自身にあいそうなSNSを運用開始しましょう。
さて、SNSをビジネスではじめるとぶつかる壁。
偉そうに思われてしまわないかな?
大丈夫です!!周りは自分が思っているほど気にしてません。
自分なんかが発信して偉そう?と思う気持ちになるのもわかります。
でも、人それぞれの視座や意見があり、その視座からの意見を必要としている人がどんな人にも必ずいますから、気にしなくて大丈夫!!
例えば、権威性の高い著名な専門家に相談することに価値を感じる方もいれば、そうではなく、身近で相談しやすい親身になってくれそうな専門家に相談をすることに価値を感じる方もいるということです。
自分の思うことを堂々と楽しく発信することからはじめましょう。
ブログをはじめよう なぜブログなのか
私は、会社員で働きながら起業しようという方にはブログはオススメです。その理由は以下の通りです。
①会社員でも、取り掛かりやすい
会社員でもコツコツと準備が進めやすく、また副業を推進していない会社で働いている方でも顔を公開することなく、取り組むことも可能です。
②ストック型メディアであり、WEB上に資産を作ることができる
ストック型メディアとは、コンテンツが蓄積されるメディアのことで、ブログやYouTubeなどが代表
つまり、1度書いた記事がよい記事であれば、何年たってもたくさんの人に読まれ続け、そこから売上の獲得につなげることができます。1度かいた記事がWEB上の財産になります。
③検索エンジンの力を使うことができる
ポイントを押さえて記事を書くことで、検索上位に表示されるようになります。検索上位に表示されるようになると、何もしなくても1日たくさんの方が自分のブログを訪れてくれることになります。
インフルエンサーでなくても、ブログで価値のある情報を提供することで、検索上位にして、たくさんの人にみてもらい、365日24時間自動集客ができます。
④コストがほぼかからない
ブログはワードプレスで作成することをオススメしてますが、年間2万円程度の費用で行うことができます。
⑤WEB集客に必要なスキルが全部一遍に習得できる
ブログを書く過程で、ライティング/セールス/ブランディングなどの集客に必要なことのすべてを身に着けていくことができます。
会社員の起業(副業・複業) WEBマーケティングツール ブログに何を書くのか
ブログは、何を書いてもOKというわけではないです。ここから『しっかりと売上につながる記事』を書かなくてはいけません。
ブログに何を書くか
- 自分の商品を買う人の悩みを解決する記事 ノウハウなどの役立つ記事
- 自分の人柄や趣味がわかる記事もたまに入れるといい
- 売る商品に付随する知識の専門家としての記事や実績をブログに乗せる
ブログでは、自分の商品(サービス)に関する分野の専門家になることをめざしましょう。そのために質の高い記事をたくさん積み上げていきましょう。
としり込みする気持ちもわかりますし、私も実際そうでした。でも、ブログを書くという過程で自分の棚卸にもなり、周辺知識を調べて書くことになるため、自然とスキルアップにもなります。
私も、実際に記事を書くことで、たくさんの知識やスキルを追加で習得することができたように思います。
お客様の声を集めよう
売る商品がきまったら、たとえその内容が100点満点だと迄思わなくても、売ってみましょう。
まずモニターなどで知り合いに販売してみて、お客様の声を集めましょう。
個人が発信するツールブログやSNSが発達している今は、実際のお客様の声や口コミから購入する確率が高いので、お客様の声をもらうのは非常に重要です。
売る相手は身近にいらっしゃらない場合はスキルシェアサービスなどで実験的に売ってみるのがおすすめです。
起業準備STEP5:お金の準備
起業や副業とは切り離せないお金の準備について説明していきますね。
必要なお金の最低ラインの金額を具体的に把握しよう
3つの項目にわけて、書き出して集計してみましょう。
ワーク4:起業準備のお金の準備計画
- 家賃
- 住宅ローン返済額
- 食費
- 水道光熱費
- 子供の学費
- 通信費
- その他雑費
⇒万が一に備えましょう。
起業してから収入がなくても半年~1年間は暮らせる生活費をプールしましょう。
- 広告宣伝費
- 水道光熱費
- 家賃
- 会議費
- 通信費
- 外注費
- PC
- 備品
- ホームページ制作
- 事務所の不動産契約の初期費用(敷金・礼金など)
地味な作業ですが、やってみると数字が具体的になるので、効果的です。
完全に退職したい場合の稼がなくてはいけない金額も明確になるし、逆にこれがクリアできていれば、
いつでも安心して会社を辞めるという選択もできます。
売上があがりはじめたら。。利益が残るかチェックしよう
STEP1-4までを実践し、売上があがりはじめたら、月ごとに利益を計算してみましょう。
【確認ポイント】
- 利益はいくらになるか
- 利益を確保するための次の売上の目標はいくらにするか?
利益が残らない事業を続きません。お金が尽きてしまうからです。ざっくりでもいいので、毎月試算をする癖をつけましょう。
お金の流れを理解することは、今後事業規模が大きくなったときも必ず役に立ちます。
資金調達をしよう
資金調達の主な方法です。
- 銀行融資
→起業初期は審査がが通りやすい。でも借りたら返さなくてはいけないと忘れずに。
- 小規模事業者持続化補助金などの補助金や助成金
→返済の必要がない補助金や助成金も資金調達に含まれます。
- クラウドファンディング
→共感されるビジネスやアイデアを持つ必要があるがビジネスへの想いや構想に自信がある方にオススメ!
副業からリスク少なくはじめようという方に最初から銀行融資を受けるというのは、個人的には全くオススメしません。
ただし、資金力は、「事業成功の鍵」です。
融資よりも、返さなくてよい補助金や助成金やクラウドファンディングを上手に活用して、少しでもお金を残すのはおすすめです。
・補助金や助成金は、事業として行われているもの(お小遣い程度の副業ではないもの)が対象に
・採択されても、お金が入ってくるのは、申請した事業を終えてからになり、お金は先出になる。
退職金試算
退職金の試算をしてみましょう。社内の「退職金規定」を確認すると計算方法などが書かれています。
退職時期の1か月の差で支給金額が大きく違ったりして悔しい思いをする方もよくいらっしゃいますし、一度計算はしておきましょう。
ただし、退職金をあてにしすぎたり、起業に必要だからと言って退職金をドボドボと事業につぎ込んでしまうのは、やめましょう。安心材料にはなるので、一度把握しようということです。
副業の計画の記事でも書いてますが、お金と心にゆとりをもって副業や起業を行っていきましょう。どんどん貯蓄が減っていくのは、強いストレスになります。
クレジットカードを作ろう
会社員を辞めてしまうと、しばらく借金がしにくくなるので、必要な方は先に事業用に個人名義でクレジットカードを作っておきましょう。
起業準備STEP6:個人事業ではじめるか?法人ではじめるか?を検討しよう
副業は個人事業でするの??法人を作って行う方がいい??
- 利益がたくさんでる
- 取引相手から法人であることを求められる場合(法人の方が信用力が高い)
- 本業の会社にバレたくない度合いが非常に高い場合
個人事業ではじめる場合の手続き
- 開業届を提出
- 青色申告承認申請書を提出
- 確定申告不要となった方以外は、1/1~12/31までの売上/費用/利益を翌年の3/15までに提出
副業をはじめたら確定申告を意識しよう
収入がでたらかならず関係があるのが「確定申告」です。
確定申告とは
1年間で得た所得にかかる税金を計算し、納めるべき税額を国に報告するための手続きを意味します。
会社員の場合、毎月の給料から納めるべき税金を天引きされているので、基本的に確定申告を自分で行う必要はありません。しかし、外部にて副収入を得たとなると支払うべき所得税や住民税の金額が変化するので、確定申告の申請をする必要があります。
会社員の副業|いくらから確定申告が必要となる?
副業で、本業の給料以外に副収入を得ている場合、確定申告を行わなくてはいけません。
本業で得た給料に対する税金の精算は年末調整にて行われますが、副表で得た所得(利益)に対する税金の精算は、確定申告をしない限り申請ができないからです。
あくまで20万円以上の所得を得たときに確定申告は必要なので、申請をする際には注意をしましょう。
注意点:20万円未満の所得でも住民税申告が必要
20万円未満の所得なら確定申告は必要ありませんが、住民税申告を行わなくてはいけません。
本業の会社にバレずに確定申告したい方はこちらの記事も必ず確認しましょう。
法人設立する場合の手続きについて
- 会社の基本事項を決める(会社名/資本金/決算月/設立日など)
- 必要書類や定款の準備と作成を行う
- 公証人による定款認証手続きを行う
- 資本金の払込み
- 法務局で登記申請を行う
法人の確定申告の流れ
STEP6:失敗したくないからこそ、先に失敗例を知っておこう
失敗したくなければ、先に失敗例をおさえましょう。成功するには成功する理由があるし、失敗するには、その理由があります。事例をご紹介しますね。
最初から固定費や設備費をかけすぎる
まだ見通しがないのに、毎月家賃やリース料などの固定費が発生するのは、避けましょう。
事務所を借りたり、設備投資をするのは、事業をはじめた感があるので、やりたいというお気持ちはわかります。
でも、軌道にのったら、いくらでもすぐにできることなので、先に軌道にのせることを最優先にしましょう。
FXなどの投資を副業のメインにすること
不動産投資やFX投資を教える塾も副業ブームでよくみかけますね。
多額のお金を投資にまわす余裕がある方は別ですが、少額のお金を元手に投資を副業にしようとするのは、無謀です。できないとは言いませんが、相当のセンスと投資スキルが求められるので、個人的には博打に近いと思います。
また副業目的で不動産投資でローンを組むなども、本当に利回りのよい物件をつかめているのか、間に入る管理業者等はちゃんとした業者かとなかなか素人に判断をつけるのは難しいです。
●●物販系ビジネス
構想は素晴らしいが、壮大すぎるビジネス
商社で働いていた時の上司が●●物産から起業する方たちの特徴をあげていて、「構想や理論は素晴らしい!!!でもうまくいかない方が意外と多い」とおっしゃってたのが印象的なのですが、確かにこのケースおみかけすることがあります。
アイデア自体は素晴らしいのですが、計画が壮大すぎて、売上が上がる前に資金が尽きてしまったり・・・・・(資金調達しても追いつかず)。もちろん挑戦すること自体はすごいと思いますが、リスクも大きくなってしまいます。
なので最初は壮大な計画と比べると小さく思えるようなサービスでも着実に足元から積み上げて、並行して、壮大なアイデアの事業も進めていきましょう。
行動だけが未来を変えてくれる
起業や副業をしたいな~と考えても、実際に行動に移す方は、ほんの一握りです。
例えば副業のセミナーに30人いらしたときに実際に起業しているのは1人!なんてことはよくありますし。本業の仕事がこれからどうなっていくかという不安はあるものの、今は当座は困っていないと、やろうやろうと言ってもなかなか踏み出せなかったり・・・・
でも、未来を変えたかったら、行動を変える以外に方法はありません。
「行動」は自分の欲しい未来への懸け橋ですが、点で一時的に行動をしても、意味は薄く、欲しい未来に道がつながっていくように点と点がつながるように行動をし続けていく必要があります。
個人的に小さな成功体験を重ねることが、起業にむけての歩みになると思います。
特にSTEP5でのワーク4:起業準備のお金の準備計画は絶対に副業起業をする前にしなくてはいけないことなので、まだやっていない方は第一歩として是非、やってみてください。
まとめ:起業や副業をきっかけにより幸せだと思える人生をデザインしてほしい
最後までお読みくださって本当にありがとうございました!!
現実を変えたかったら、行動が大切ですが、起業準備/副業にむけての行動は「最短でリスクなく成果がでる方法で、確実に!堅実に!最短ルートで!」行きましょう!!
そんな方法をぎゅーと凝縮して詰め込んだのが税理士がつくった
「副業オンラインプログラム」です。
攻め(WEBマーケティング)と守り(利益をつくり、未来へお金を残す戦略的プランニング)の実践的なプログラムで
踏み出そうとするあなたを一歩といわず百歩!後押しをします!
実際に起業や経営の裏側をみてきている税理士だからこそお伝えできることがつまっています!!
私自身、会社員から独立して個人で稼ぐ道にきて、自分の好きなように、心のおもむくままに生きることができるようになり、本当によかったなと思っています。
会社を辞めたことの後悔は一度もなく、前よりも自分が好きになったし、幸せだと思うことが増えました。
ですので、同じように起業副業で道を開きこうという方を心から!全力で!応援していますので、何かあれば、いつでもお気軽にご相談にいらしてくださいね。
あなたの希望に叶った形で、起業がうまくいくことを心から応援しています。
税理士/起業の専門家 よしむらともこ Twitter フォロー嬉しいです!!