経費ってなに?もっと使ってもいい経費は?
Warning: Undefined variable $kanren in /home/zeizei/zei777.com/public_html/wp-content/themes/elephant3/library/shortcodes.php on line 578
こんにちは。税理士のよしむら ともこです。
個人起業家の方からよく頂くご質問
『●●って経費になりますか?』
みなさん、経費にすると咎められたりするかもってイメージがうえつけられていますよね?
経費になるもの、ならないものリストが特典としてついてくる『オンラインプログラム』では、自分で確実な経理が行えるようになるよう、動画や教材、サポートを充実させています。気になる方はぜひご覧ください!
個人事業主応援!お悩み別4つのプランが誕生!
グループ相談会では、税理士に直接相談できます!!
例えば、マッチョなボディービルトレーナーのBODY OILは経費になる?
↓↓おなかが割れてて、うらやましい。という話はさておき・・・・
『こんなマッチョなボディービルトレーナーが使うBODY OILは 経費になるの?』
実はこの方の場合は、経費にすることもできるんです。
ボディービルって私は無縁ですが、大会などに出場する際にオイルをすりこんでおくと、筋肉のキレがよくみえるらしいですね。ボディービルのトレーナーにとって、体は商品です!!
その商品をケアしたり、よくみせたり、宣伝するために必要なものは経費になります。この場合、『消耗品費』とか『広告宣伝費』あたりの科目を使うことになります。
一方、同じボディーオイルでも。たとえば、税理士の私が仕事で使いますって言っても、経費にはならないです(笑)
同じものでも、事業内容によって、経費になったり、ならなかったりするんですね。
経費のポイントは、通常ビジネスを行う上で必要なものなのかということ。売上につながる・貢献しているものということ。
大切なのは目的!●●だから経費になるってきまりはない!
経費って、税理士や税務署が一方的にきめるものではありません。
自分のビジネスに必要なものなんですっ!売上に貢献しています!と
税務署に対してきちんと説明ができるものなら、堂々と経費にすればいいんです。
上にも書きましたが、税理士の私がからだを鍛えるための自分を魅せるためのボディーオイルを経費にしようとしても、私のビジネスに関係ないので経費にはできません。
考え方はシンプルです。無理やりなコジツケはだめだけど、説明次第とも言えます。
オンラインサロンの参加費は経費になる?
あと最近よくきかれるものは、『オンラインサロンの参加費って経費になりますか?』
これも同じように考えてみてくださいね。
オンラインサロンって私もいくつか入っていますが、楽しいですよね。
楽しいことだから経費にならないとかではなくて、そこに入ることで自分のビジネスに関係にある知識が得られたり、必要な人脈が広がるなどのメリットや効果があれば、それは経費です。
目的によりますが、諸会費とか交際費あたりの科目を使うことが多いのではないでしょうか。
もっと使っていこうという経費があってもいいのでは?
あなたが「経費」って言われて連想する言葉は何ですか?
「削減」ではないでしょうか?「削減」ももちろん大切です。
削減が必要ということは、そもそも無駄なことにお金を使っているということだから、それは確かに減らした方がいいです。
でも「経費」ってあなたのビジネスの売上に貢献するものですよね?
そして。そういった将来の可能性を広げてくれるものこそが、経費になるべきですよね?
そういう経費だったら、もっと使おうってことだってありなのではないでしょうか?
★確定申告に役立つその他の記事はこちらから★
【売上】
・【確定申告に役立つ】売上はいつ計上すればいいの?
・補助科目を設定して経理作業をもっと便利に!売上げを見える化しよう!
【費用】
・経費でおとせないものって何?経費と間違えやすいものは?
・経費ってどの勘定科目をつかえばいいの?
・経費ってなに?もっと使ってもいい経費は?
【個人事業主ももらえる補助金】
・小規模事業者持続化補助金 一般型とコロナ特別対応型のちがいは?
・3分でわかる小規模事業者持続化補助金(一般型)
まとめ:経費って何?
会計や税務は、つい視野を狭める方向にいきがちです。すぐに経費削減・・・誰でも思いつきますよね。
たまに視野を広げて、あなたのビジネスに将来的に貢献してくれる経費はどれなのか。よく考えてみることも大切だと思います。
余談
経費にするしないの判断は、自分次第と書きましたが、自分が断固として経費だと思っているのに、税理士から一方的に経費にはしないといわれたなどとよく耳にします。
その場合、自分の考え方と税理士の考え方のすり合わせが必要だと思います。
経費の範囲を超保守的にとらえている(税務署の基準にあわせている)税理士と
経営者が経費だと思っていて、根拠のあるものは経費として処理する税理士(クライアントの意思と常識のバランスを重視している)税理士と。
どちらも間違っていないです。でも、全然タイプが違っているから行う処理も全然違うはずなので、自分がどちらのタイプがいいのかしっかり見極めてくださいね。
ちなみに、私は儲かっている企業はちゃんと納税するべきだと考えているので、過剰な経費をいれることはオススメはしませんが、バランスをみながら、できる限り経費にするのは、悪いことではないと個人的には思ってます。
結局、大切なのは、過度に保守的でもなく、過度に経費をいれるイケイケ(笑)でもなく、どちらもやりすぎないバランス感覚みたいなもののような気もします。
個人事業主応援!お悩み別4つのプランが誕生!
グループ相談会では、税理士に直接相談できます!!