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【失敗しにくい】会社員の起業準備は副業から!絶対やるべきこと5選

 

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コロナ禍の影響からか、最近では

会社を辞めて起業しました~!

という声が、ちらほら聞こえるようになってます。また、人々の働き方は年々多様化する傾向にあります。「会社に雇用されるよりも、起業して自由な働き方をしたい!」と考える人も増えてると感じます。

とはいえ、会社員にとって「起業」は未知の世界。

「会社員が起業準備をする場合、どんなことから始めればいいんだろう?」

とお悩みの方は多いでしょう。

そこで今回は、会社員の起業準備について「絶対やるべきこと5選」を紹介していきます!

会社員の立場を利用した、ローリスクな起業準備のやり方をお伝えするので、「起業したいけど失敗はしたくない!」という会社員の方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

会社員の起業は「副業から始める」と失敗しにくい

会社員の起業準備は、副業から始めるのが最もローリスクです。

いきなり会社を退職して、イチかバチかを賭けて、起業に手を出すのはおすすめできません。なぜなら、次のようなリスクがあり、起業に失敗する可能性があるためです。

  • 事業に必要なスキルや経験が足りなかった
  • 想定どおりの売上を上げられなかった
  • 資金繰りが気になり、事業に集中できなかった
  • 社会保険料や税金の支払いが想像以上に高かった
  • 会計や税金の知識に乏しく、帳簿付けや節税がうまくいかなかった

一定の収入が保証されている会社員と違い、起業はすべてが自己責任です。それにもかかわらず、実際に事業を始めてみなくては気付けないことが多くあります。

会社員の「安定」を武器にしながら、まずは副業から始めてみて、「起業して成功する見込みがあるか」を見極める期間をつくると失敗しにくいでしょう。

【会社員の起業準備】絶対やるべきこと5選

 

ここからは、会社員の起業準備の具体的な方法を解説していきます。

業種や事業規模によって準備すべきことは変わってきますが、ここでは起業を考えている会社員全員が「絶対にやるべきこと5選」に絞ってお伝えしますね!

  1. 起業のアイデアをためる
  2. 副業で事業を実践してみる
  3. 起業後に必要なスキルや人脈をつくる
  4. 当面の生活費や事業資金を準備する
  5. 退職準備を進める

ひとつずつ詳しく見ていきましょう!

①起業のアイデアをためる

なんとなく「起業してみたいな」と思ってはいても、どのような事業で起業したいのか、具体的な案が思い浮かばない会社員の方もいるでしょう。そんな方は、会社員として働いているうちに起業のアイデアを考えて、どんどんストックしていくのがおすすめです!

 

起業するときは、必ずしも1つの事業に集中しなければならないわけではありません。うまく複数の事業を掛け合わせたり、同時進行で進めたりできれば、収入源が増えて売上が安定しやすくなるでしょう。

起業のアイデアを考える際には、

  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • 興味があること
  • 経験豊富なこと
  • あったらいいなと思うもの

などに注目してみると、よい事業案が浮かびやすくなりますよ。

②副業で事業を実践してみる

起業のアイデアがたまってきたら、ぜひ副業として事業を実践してみましょう!

 

例えば、デザイナーやイラストレーター、ライターなどのWeb系専門職なら、会社員を続けながら、週末起業などのかたちで仕事を受注できますよね。そのほか、物品販売などオンライン上で始められる事業は、比較的副業として取り組みやすいかと思います。

 

カフェ開業など、実店舗事業での起業を目指す場合、副業として始めるのは難しいかもしれません。それでも、実際にお店を起業した人に話を聞きに行ったり、出店予定地の競合調査に出向いたり、できることはいろいろあるでしょう。会社が副業を認めているのであれば、起業したい業種のアルバイトを、実際にやってみるのも一つの手です。

 

大切なのは、「机上の空論」を実現可能な状態まで近づけていくこと。

起業後の事業運営をイメージしながら、「これなら成功できるっ!」と自信を持てる取り組みをしてみてください!

③起業後に必要なスキルや人脈をつくる

事業の成功率をアップさせたいなら、会社員を続けつつ、起業後に必要なスキルや人脈をつくりましょう。

起業後に必要なスキルの例を、いくつか挙げておきますね。

  • マーケティングスキル
  • コピーライティング術
  • セルフブランディング力
  • 事業が有利になる専門資格取得
  • 会計・税務の基礎知識

なかでも、仕事やお客様を呼び込むための「マーケティングスキル」は、どんな業種であっても身に付けておいて損はありません。

スムーズにスタートアップするため、SNSやブログの運営を始めてみるのもおすすめです。

「会計・税務の基礎知識」も、業種に関係なく重宝する知識です。起業すれば確定申告などの経理業務を自分で行う必要があるので、後で慌てないためにも、会社員のうちに基礎を学んでおきましょう。

こちらのメルマガでは会社員のうちに起業準備/副業をはじめて、お金をかけずに最短で収入の柱を作り、会社員以外の選択肢をもてる方法や副業の確定申告やお金の管理などについてお役立ち情報を配信しています。是非ご登してくださいね。

また、起業前から人脈をつくるのは簡単なことではありませんが、今のうちから取り組んでおけば、後で大きな差になってきます。オフライン・オンラインを問わず、交流会やセミナーに参加したり、同業者のコミュニティに入ったりしてみるものオススメです。

④当面の生活費や事業資金を準備する

会社員の起業準備において忘れてはいけないのが、当面の生活費や事業資金を準備しておくことです。

起業後、すぐに事業が軌道に乗るとは限りません。収入の保証がないなかで事業を継続させるには、潤沢な資金が必要となります。

 

もしかすると、失業手当をあてにしている方もいるかもしれません。しかし、退職してすぐに起業した場合、失業認定がされず、失業手当をもらえないケースがあります。仮に失業手当を受給できたとしても、事業による収入が発生すれば、失業手当が減額されたり、支給見送りになったりする可能性もあるでしょう。

 

資金繰りの悪化は、精神的にもつらくなってしまうので、事業に集中できなくなる恐れがあります。

潤沢な資金をもって、安定した心でビジネスを展開していくのを心からオススメします。資金がつきそうっと焦るのは想像以上に辛いはずです!!

ケースバイケースではありますが、少なくとも最低6ヶ月、可能であれば1年は、収入がなくても支障が出ないよう、生活費や事業資金をつくっておくと安心です。

⑤退職準備を進める

ここまで万全に起業準備を進められた方は、いよいよ退職準備に取り掛かりましょう。

会社を退職し、起業するまでに必要な準備は次のとおりです。

  • 必要に応じて、クレジットカード発行や住宅ローン契約など、会社員のほうが有利な手続きを済ませる
  • 退職日を決め、会社に退職意志を伝える
  • 開業日を決め、開業届・青色申告承認申請書を提出する
  • 社会保険関係の手続きをする
クレジットカード発行や住宅ローン契約などは、社会的信用度の高い会社員のほうが圧倒的に有利です。会社に退職意志を伝える前に済ませておきましょう。

また、退職日を決めた段階で役所に出向き、今後支払うべき社会保険料や住民税の金額を事前確認しておくと、思わぬ出費に慌てる心配がなくなります。

 

退職準備の進め方については、「フリーランスの始め方マニュアル|『開業準備』『開業届』『仕事の取り方』徹底解説」でも触れています。退職準備を進める際には、こちらの記事も読んで参考にしてみてくださいね。

まとめ:会社員の立場を利用しながら起業準備を始めよう

起業で失敗したくない方は、会社員を続けつつ、副業から始めてみるのがおすすめです。会社員は毎月一定の収入が保証されているので、リスクを抑えながら起業準備ができますよ。

最後に、会社員が起業準備をする際、絶対にやるべきこと5選をおさらいしておきましょう。

①起業のアイデアをためる

②副業で事業を実践してみる

③起業後に必要なスキルや人脈をつくる

④当面の生活費や事業資金を準備する

⑤退職準備を進める

ぜひ、会社員の安定した立場は起業へのアドバンテージです!!賢く起業準備を始めてみてくださいね!
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