ネイルサロンの事業計画書の書き方|必要な項目は12個!テンプレートを解説
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そんなお悩みを抱えているネイルサロン経営者の方も、安心してください。今回は「ネイルサロンの事業計画書の書き方」を解説します。
ネイルサロンの事業計画書は、次のテンプレートに沿って書いていけば、スムーズに作成できますよ。項目は全部で12個です。
①事業計画書の表紙
②自分の経歴や実績
③開業の動機
④ネイルサロンのコンセプト&ターゲット
⑤ネイルサロンのセールスポイント
⑥メニューと料金
⑦店舗の内装・外装イメージ
⑧出店場所の立地・周辺地図
⑨競合分析
⑩集客戦略
⑪資金調達資料
⑫収支計画書
ネイルサロンの事業計画書の書き方で困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ネイルサロンの事業計画書はなぜ必要?必要な理由
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。その答えは「必要」です。ネイルサロンの事業計画書の書き方を解説する前に、その理由を簡単にお伝えしますね。
事業計画書とは、いわば「事業を成功に導くための計画書」です。ネイルサロンを始めるにあたり、事業計画書が必要な理由は、大きく2つあります。
- 開業後のネイルサロン経営を軌道に乗せるため
- 必要な融資を受けるため
理由①:開業後のネイルサロン経営を軌道に乗せるため
ネイルサロンに限らず、一つの事業を軌道に乗せるためには、ある程度の計画性が不可欠。
行き当たりばったりの経営スタイルでは、事業の方針が固まりませんし、改善点を見つけるのも困難ですよね。また、どう頑張っても利益の出ない経営をしていても、それに気が付けません。結果として
なぜか赤字続きになってしまう…
開業前にネイルサロンの事業計画書を作成しておけば、利益を出せる事業なのか、見直すべきところがあるのかを自己判断できます。
理由②:必要な融資を受けるため
ネイルサロンを開業する際には、銀行などの金融機関から融資を受けるケースもあるでしょう。そのとき、融資可否の判断材料の一つとなるのが事業計画書なのです。
融資をする立場からすれば、利益の出る見込みのない事業にお金は貸せません。貸したお金をきちんと回収できなければ困るからです。しかし、これから始める事業には実績がないため、どのくらいの利益が想定されるのか不透明ですよね。そこで、事業計画書を参考にします。
事業計画書には、経営者の実績やネイルサロンのコンセプトおよびターゲット、集客戦略、収支計画などの情報が含まれているため、開業前の状態でも「健全な経営ができそうか」を客観的にチェックできるというわけです。
ネイルサロンの事業計画書の書き方|テンプレートに沿って作成しよう
それではいよいよ、ネイルサロンの事業計画書の書き方を解説します。
12個のテンプレートに沿って詳しく説明していくので、早速作成してみてください。
テンプレート①事業計画書の表紙
必要な項目は次の通り。
- 作成日
- ネイルサロンの店名
- 代表者名
- 開業場所
- 開業予定日
- 事業形態(個人・法人)
ネイルサロンの店名や開業場所が未定の場合は、最後に埋めても構いません。
テンプレート②自分の経歴や実績
ネイルサロンの開業にあたり、事業のプラスになる経験やスキル、資格があれば、もれなく記載してください。例えば、次のような感じです。
- 基本的な経歴(最終学歴・職歴など)
- 専門学校やスクールの経験
- ネイルサロンの勤務経験(何年働いたか・1か月の最高売上や指名客数など)
- ネイルサロン関連の資格(ネイリスト技能検定試験・JNAジェルネイル技能検定試験など)
- 事業経営に関わる資格(日商簿記検定など)
テンプレート③開業の動機
開業の動機から「継続性のある事業であること」「事業成功の可能性が高いこと」がアピールができれば、融資を受けやすくなります。
- 事業に対する思い
- 事業の将来像
- 開業に至る背景
これらを「前職のネイルサロンで〇年経験を積むなかで、~なお店を作りたいと考え…」など数値もうまく使いながら、文章にまとめてみてください。
テンプレート④ネイルサロンのコンセプト&ターゲット
コンセプトとターゲットが決まっていない場合、ネイルサロンのメニューや料金、内装、集客戦略を立てるときに苦労します。
- ネイルサロンのコンセプト
- 店名およびその由来
- 想定ターゲットの属性(年齢・性別・生活スタイル・嗜好)
この3つを開業前に明確化しておきましょう!
コンセプトやターゲットの決め方については以下の記事で詳しく解説しています。
テンプレート⑤ネイルサロンのセールスポイント
2018年時点で、全国のネイルサロンの店舗数は2万8150店(※)にも及ぶという調査結果が出ています。
乱立するネイルサロンのなかで生き残っていくためには、自分の店にしかない独自の“売り”が必要です。そこで、
- 他店との差別化ポイント
- 顧客にアピールしたい自店の強み
- 自分の得意分野
を洗い出し、「ネイルサロンのセールスポイント」としてまとめておきましょう。以下のシートを参考に考えてみると良いでしょう。
テンプレート⑥メニューと料金
ネイルサロンの事業計画書において、メニューと料金は必須の項目。
メニューと料金が設定されていなければ、客単価や売上を予測できないからです。以下のイメージでメニューや料金を設定し、事業計画書に盛り込みます。
- 個別メニュー(ワンカラー・フレンチ・アート・オフなど)
- セットメニュー(ネイルメニュー+ハンドケアなど)
- メニュー別の所要時間
- メニュー別の料金
テンプレート⑦店舗の内装・外装イメージ
店舗の内装や外装イメージによって、必要な費用が変わってきます。
また、ネイルサロンのコンセプトやターゲットに沿うものかどうかも大切です。内装や外装に着手する前に、事業計画書でしっかりとイメージを描いておきましょう。
テンプレート⑧出店場所の立地・周辺地図
ネイルサロンの出店場所は、売上を大きく左右する要素の一つ。
立地によっては、賃貸料が高額な物件もあるでしょう。また賃貸料が安くても、立地が悪ければ集客はあまり期待できないかもしれません。そのため、
- 周辺環境
- 交通の便
- その場所を選んだ理由
を整理し、きちんと採算の取れる出店場所かを見極めることが重要です。
テンプレート⑨競合分析
ネイルサロンのコンセプトやターゲット、メニューおよび料金設定が適切かを判断するには、競合分析が欠かせません。
事業計画書の競合分析でチェックすべき代表的な項目は次の通り。
- 競合店名
- 店舗の場所
- 特徴
- 各メニューの価格帯
- 自店の競合優位性
上記の項目を以下に落とし込んで考えてみると良いでしょう。
競合するネイルサロンに自店が対抗できないようであれば、コンセプトやターゲット、メニュー・料金、出店場所を見直す必要があります。
テンプレート➉集客戦略
ネイルサロン開業後、ただ待っているだけではお客様はやってきません。
特に開業初期は、ネイルサロン経営を黒字にするためにも、集客戦略についてよく考えるべきでしょう
- 訴求ポイント
- 集客の方法(広告・SNS・ブログ・チラシ・ホームページなど)
- プロモーション企画
- 前職からの引継ぎ客の有無
事業計画書で、これらを明確にしておくのがおすすめです。
ネイルサロンの集客方法については以下で詳しく解説しています。
テンプレート⑪資金調達資料
ネイルサロンを開業する際には、さまざまな費用がかかります。
そのため、無計画に開業準備を進めると
といったトラブルのもとになります。
必要な資金の総額を計算し、いくらを自己資金でまかない、いくらの融資を引くのか、きちんと考えておきましょう。
- 開業初期費用の内訳
- 運転資金の内訳
- 自己資金額
- 家族や知人からの借入額
上記項目を書き出し、そもそも融資を受ける必要はあるのか、いくらの融資が必要なのか、事業計画書にまとめておいてください。
開業にかかる資金や費用については以下の記事で詳しく解説しています。
テンプレート⑫収支計画書
ネイルサロンを始める前に収支計画書を作っておけば、現実的に利益が見込める事業なのか、自己判断ができるからです。
また、金融機関から融資を受ける際には「きちんと黒字になる事業です」とアピールする材料になりますし、開業後にも計画通りに事業が進んでいるかをチェックする基準になります。
収支計画書を作成するには、
- 月間新規顧客数
- リピート率
- 客単価
の3つを設定し、月間の収支予測・年間の収支予測を計算しましょう。Excelなどの表計算ソフトを使うと便利です。
開業初年度だけでなく、向こう3年分の収支計画を試算して表にし、事業計画書に添付すると説得力が増しますよ。
まとめ:ネイルサロン開業前に事業計画書を書いて、計画的に準備を進めよう
ネイルサロンの事業計画書は、開業後の経営を軌道に乗せるために必要な資料です。
また、金融機関から融資を受けたいときにも、事業計画書の提出が求められます。
ネイルサロン開業後に「こんなはずではなかった…!」と頭を抱えなくて済むよう、まずは事業計画書を作成し、計画的に準備を進めていきましょう!
この記事で紹介した12項目のテンプレートと書き方を参考に、ぜひ事業計画書を作ってみてくださいね。
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