税務調査って怖いの?そろそろ来るかも?
どうも こんにちは。
税理士のよしむらともこです。
起業したてのお客様と話していると、税務調査を異常な程(笑)恐れている方が多いなと感じています。
でも、普通にやっていれば大丈夫で、税務調査がきても特別怖い目や理不尽な思いをするわけではないです。今日は、税務調査についてかいてみますね。
税務調査って怖い?
あなたの税務調査に対するイメージはこんなかんじでしょうか?
ある日、突然税務調査でご自宅や事務所にやってくるかも・・・
そして、あなたの過去の申告について『あれだめ、これだめ』と言い出して、問答無用でたくさんの税金を払えと言われたらどうしよう????
そんなに怖がらなくても大丈夫です!!
過去のお客様を振り返ってみても、税務調査が入ったからといって、理不尽な扱いをされるわけではないですよ。
怖い税務調査官が突然事務所にふみこんできたらどうしよう・・・・
昔の映画「マルサの女」のイメ―ジが強いのか突然事務所に踏み込んでくると思っていらっしゃる方も多いみたい。
でも、マルサは国税局の管轄なので、一般の個人事業主や小さな会社の経営者のところにいきなりきたりはしません。マルサは納税者の意思には関係なく、強制調査権を持っていますが、大口で超悪質なところにくるもので、善良な経営者のところにくるようなものではないです!!
外見もいかついイメージを創造している方が多いですが、税務署で働いている人だから、国家公務員だし。結構普通の地味なおじ様タイプが多いです・・・・。
過去の申告書に受領印おしてもらったら、税務調査はこないってホント?
これは、嘘です。
過去の申告は無事に税務署に受領されたから大丈夫なはずって思い込んでる人が多いです。
でも。
申告書に税務署の受領印が押してある→申告書の内容が認められたということではありません。
受領したからといって、税務署が申告書の内容をチェックしているわけではないんです。受領印はあくまでも手続きのひとつにすぎないので、問題なし!と判断されたわけではないです。
全然みていない可能性もあります。
内容のチェックをされるのは、ほとんどが税務調査にはいるときです。
この時に大体過去3年分さかのぼって見られることになります。
税務調査がはいるのはどうやってきめてるの?
税務署が調査にくる基準はこんな感じです。
①業種
②事業規模
③業績(同業種との比較、経費比率分析など)
④過去の申告や調査の実績(調査結果が悪いと、1年後にまたくることもあります。)
⑤提出済の申告書や決算書の内容
過去3年間以内に税務調査がはいった会社や役員借入が大幅に増えた会社も調査で狙われやすい傾向にあります。
いつか税務調査が入ってもあわてないようにする方法はある?
このブログをよんでるあなたはまず大丈夫だと思いますが、簡単です。
不正に手をそめないこと!!不正とは、いわゆる 脱税 ですね。
節税じゃないですよ!
売上の除外やごまかし 経費の架空計上などのことです。
あとは、税理士を継続的に頼むまですることは考えていない場合でも、税務署や商工会議所での無料相談会 税理士のスポットのチェックサービスなどを利用してみてください。
金額が大きい取引だけでもいいので、わからない処理についてのやり方やポイントを聞いておくといいですよ。うまく専門家を活用しましょう。
業種の特徴と気を付けるポイントはあると思うので、不安なところやわからないところは1度確認しておくと、税務調査について余計な心配をせずにすむと思います。
まとめ
税務調査は、ふつうにやっていれば、怖がる必要はないです。
心配しないで、ビジネスのさらなる発展の方に集中してくださいね。