フリーランスに向いている人・向いていない人の特徴!決定的な違いは○○です
会社などの組織に所属することなく、自由に働けるのが魅力のフリーランス。何かと決まり事の多い勤め人のなかには、フリーランスに憧れている方もいるのではないでしょうか?
ご想像どおり、フリーランスという働き方は「とにかく自由!」なのが最大の特徴です。
ただし「自由」とは、いいことばかりではありません。
そこで、この記事では、以下のことについて解説しています。
- フリーランスのメリット・デメリット
- フリーランスに向いている人・向いていない人の違いや特徴
自分にフリーランスの適性があるか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
フリーランスのメリット・デメリット
フリーランスに向いている人・向いていない人の違いや特徴を解説する前に、まずはフリーランスのメリット・デメリットを確認しておきましょう!
ここでは、代表的なフリーランスのメリット・デメリットを3つずつ書き出してみました。
フリーランスのメリット |
|
フリーランスのデメリット |
|
「自由な働き方」と言われるフリーランスですが、その「自由」はメリットでもあり、デメリットでもあるのです。
会社や上司の意見を確認することなく、自分だけの判断で仕事を進められる点は魅力的ですが、その結果は良くも悪くもすべて自分の身に降りかかってきます。万が一トラブルが起きても、フリーランスに会社や上司の後ろ盾はありません。
そのため「最後はすべての責任を自分で取る」と覚悟を持てる人にしか、フリーランスはおすすめできません。
フリーランスに向いている人・向いていない人の違い
自己裁量とは、「さまざまな事柄を自分の考えをもとに判断・決定していくこと」をいいます。
フリーランスの働き方は、とにかく自己裁量の連続です。
受注する仕事、取引先、取引条件、スケジュール、労働時間、休暇などなど…仕事にまつわるすべてを自分で判断し、決定していかなくてはいけません。
そのため、日頃から「会社や上司が決定したことに従うなんてつまらない!」と感じている方は、フリーランスに向いているかもしれません。
逆に
と自己裁量にストレスを感じる方は、フリーランスに向いていない人です。勤め人の立場でいたほうが、ストレスなく働けるでしょう。
フリーランスに向いている人の特徴3選
ここまで記事を読んで、
と感じた方のために、フリーランスに向いている人の特徴をもっと詳しく解説します。
フリーランスに向いている人の特徴は次の3つです。
①自己管理ができる人
②成果主義にストレスを感じない人
③自ら考え、決断・行動できる人
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
①自己管理ができる人
仕事の納期や打ち合わせのスケジュール管理はもちろんのこと、体調管理・資金管理など、あらゆる事柄をセルフコントロールできる人はフリーランスに向いています。
スケジュール管理はきっちりできる人であっても、体調管理と資金管理は盲点になりやすいので要注意です!
例えば、フリーランスに転身して軌道に乗ったはいいものの、仕事を詰め込みすぎて休みが取れなくなり、体調を崩してしまう人がいます。
また、資金管理ができておらず、予定納税などの思わぬ出費に慌てるフリーランスも珍しくありません。記帳をサボっていて、確定申告前にバタつく人もたくさんいます。
セルフコントロールは簡単なものではありませんが、
という方なら、フリーランスになってもうまくやっていけるでしょう。
②成果主義にストレスを感じない人
頑張ったら頑張っただけ、発生した成果を独り占めできるのがフリーランスのいいところ。
勤め人の場合は何年・何十年とかけて少しずつ昇給していきますが、フリーランスは青天井です。急激に収入を増やすのも不可能ではありません。ただ逆に、思うような結果が出ないときは、収入が激減してしまう可能性もあります。
そういう意味で、フリーランスは営業職に似ていますね!“フリーランスは究極の成果主義”と言っても過言ではないでしょう。
成果主義をストレスに感じず、むしろ「しっかり結果を出すぞ!」とやる気につなげられる方は、フリーランスに向いている人です。
③自ら考え、決断・行動できる人
先述のとおり、フリーランスは常に自己裁量を求められる働き方です。
会社や上司に判断を仰げないので、自分でベネフィットとリスクを天秤にかけながら、活動方針や受注する仕事の舵取りをしていく必要があります。
また、自分にとって不利な選択とならないよう、取引先や取引条件を見極めたり、きちんと契約書を交わしたり、リスクヘッジを怠らないことも大切です。
自ら考え、決断・行動するのは大変ですが、それがフリーランスという働き方の醍醐味でもあります。
フリーランスに向いていない人の特徴3選
最後に、フリーランスに向いていない人の特徴も3つ紹介していきます。
①安定や保障を求める人
②仕事とプライベートを区別したい人
③意思決定を誰かにお任せしたい人
3つの特徴に当てはまる方は、フリーランスではなく勤め人の道を選んだほうが、幸せに働けるかと思います。1つずつチェックしていきましょう!
①安定や保障を求める人
フリーランスは、勤め人よりも不安定な働き方です。
極端な話、
ということが起こり得ます。フリーランスの場合、毎月の収入の保障がどこにもないからです。
仕事が取れなかったり、病気にかかって働けなかったりすると、収入が0円になってしまう恐れもあります。また雇用保険がないので、失業給付金や傷病手当ももらえません。
このような状況下で働くのが不安な方は、フリーランスに向いていない人です。安定や保障を求めるなら、会社員など勤め人としての働き方を選びましょう。
②仕事とプライベートを区別したい人
仕事とプライベートをきっちり区別したい人は、フリーランスに向いていないかもしれません。
フリーランスとしての仕事が軌道に乗るほど、急な案件対応が発生したり、時間を問わずクライアントからの連絡が入ったりするからです。フリーランスの場合は自分の代わりがいないので、下手すれば「24時間365日稼働」のような状況に陥る可能性があります。
その点、勤め人なら職場の人からのフォローを受けられるので、休日は仕事を気にせずしっかりと休めるでしょう。常に仕事のことを頭の片隅に置いておくのがイヤなら、勤め人のほうがストレスなく働けるはずです。
③意思決定を誰かにお任せしたい人
「何かを決断する」という行為は、想像以上に心理的負担が大きいものです。重要な決断ほど、「えらい人や仕事のできる人に任せたい…!」と考える人は少なくないのではないでしょうか?
勤め人なら、重要な意思決定については会社や上司が下してくれますよね。自分は担当する仕事の範囲内の意志決定だけをすればいいですし、判断に迷う場合は周りに相談できるので、その分フリーランスよりも責任や負担を軽減できます。これは勤め人の大きなメリットです。
「何でもかんでも自分で決めるのは気が重い…」という方はフリーランスに向いていません。
と後悔する可能性が高いので、安易にフリーランス転身しないようにしましょう。
まとめ:向き・不向きを見極めたうえでフリーランスを目指そう!
自由な働き方が魅力のフリーランスですが、実は「向いている人」と「向いていない人」がいます。
大きな違いは「自己裁量に抵抗があるかないか」です。すべてを自分で決定していくことにメリットを感じる方は、フリーランスに向いている可能性があるので、転身を検討してみてもいいかもしれません。
また、フリーランスに向いている人・向いていない人の特徴は次のとおりです。
<フリーランスに向いている人の特徴>
- ①自己管理ができる人
- ②成果主義にストレスを感じない人
- ③自ら考え、決断・行動できる人
<フリーランスに向いていない人の特徴>
- ①安定や保障を求める人
- ②仕事とプライベートを区別したい人
- ③意思決定を誰かにお任せしたい人
年間100件以上の起業・経営の相談にのる税理士だから伝えられる
お金をかけずに最短で起業を軌道に乗せるステップを公開!!
◆リスクゼロで、会社員のうちに起業する方法
◆会社員以外の選択肢を持っていまより、全部よくなりたい方へ
◆会社員のうちに起業し、未来へむけたプランニングを大公開
◆起業準備(副業)の確定申告やお金の管理など役立つ情報を随時配信してます