【コロナ禍の影響を受けて】経営に苦しむサロンが集客を成功させる方法
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最近、コロナ禍で経営が悪化しているサロンが増えています。サロンは外出しないとサービスを受けられないので、経営に与える影響は計り知れません。
とはいえ、
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では以下のことについて解説し
- コロナ禍の影響とサロン業界の経営状況
- サロンが集客を成功させるための方法
- 集客する際のコツ
この記事を読めば、コロナ禍でも集客に苦戦しなくなるため、生き残れる可能性が高くなります!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
コロナ禍の影響で経営に苦しむサロンが増えている
新型コロナウィルスの影響で、経営に苦しむサロンが増えています。
コロナの影響は売上高にも表れており、矢野経済総合研究所が行った調査によると、2020年の理美容市場の売上高は前年比92.7%の1兆9,700億円という結果になりました。
年 | 売上高 |
---|---|
2016年 | 2兆1,575億円 |
2017年 | 2兆1,474億円 |
2018年 | 2兆1,382億円 |
2019年 |
2兆1,125億円 |
理容市場の売上高は、ここ数年、毎年100億円前後減少し続けていました。そして、コロナが世界的に流行した2020年になると、一気に1,400億円も売上高が減少しています。
コロナになったことで、消費者の巣ごもり需要が拡大し節約意識から来店頻度が遠のいたことが要因に挙げられるようです。
加えて、美容業界メディア「ビューティガレージ」が2021年5月6日~21日に実施した「緊急事態宣言下の美容サロン実態調査」も見てください。この調査からは、7割の美容サロンが例年同時期と比べて売上が減少していると回答しています。
売上が減っている | 26% |
---|---|
売上が大幅に減っている | 44% |
売上はほとんど変わらない | 22% |
売上が増えている | 8% |
(出典:緊急事態宣言下の美容サロン実態調査|ビューティーガレージ)
またコロナ禍では、政府や自治体によるさまざまな補助金がありました。しかし、資金繰りや補助金を使えた企業は全体の52%にとどまっており、売上が下がっても補助金の給付条件に該当せずに苦しんでいる可能性が浮き彫りになりました。
サロンが生き残るためには、何らかの対策を取らざるを得ません。
コロナ禍|サロンが集客を成功させるための方法3つを解説!
コロナ禍でも経営を成り立たせるためには、資金繰りや固定費の削減などを行うことも大事です。
とはいえ、サロンは、オフラインでのサービスが前提なので、集客ができなければ経営は成り立ちません。そこで、どのような方法で集客を行えば良いのか解説します。
- 新規集客の媒体を変更
- リピーターとの関係を構築し続ける
- 徹底的なコロナ対策と周知
順番に見ていきましょう!
1.新規集客の媒体を変更
コロナ禍により、ホットペッパーのような媒体から違う媒体に変更しているサロンもあります。コロナ禍といえど、髪を切らないわけにはいきません。したがって、これまで利用していた店舗から違う店舗の利用へ乗り換えるお客さまもいます。
まずは、これまで使用していた媒体を取りやめたり、プランの料金を落としたりすることも検討しましょう。加えて、違う媒体へ乗り換えるのも一つの手です。
なぜなら、これまで使用していた媒体がコロナ禍の状況でも集客効果が高いとは限らないから。媒体ごとに強みは違うので、この機会に、別の媒体に変更しても良いでしょう。
2.リピーターとの関係を構築し続ける
コロナ禍は、お客さまも感染予防の観点から外出を控える傾向があります。とはいえ、何も手を打たなければ、お客さまは来店しなくなります。
また、サロンの売上の大部分を占めるのはリピーターのお客さまです。すぐに来店できる状況でなくとも、以下のような方法を使って、関係はつなげておく必要があります。
- SNSによる情報発信
- ホームページやブログの更新
- クーポンなどお得な情報の発信
- 来店されたお客さまへのお礼状
お得な情報やクーポンで来店を促せば、集客する可能性はぐんと上がります。ただ、安くするだけでは、不十分です。そこで、ホームページやブログ、SNSなどで、サロンのこだわりや豆知識、スタッフの人柄が伝わるような情報を発信し続けなければなりません。機械的な発信ではなく、「中の人感」が大事です!!
地道な方法で関係を構築し続けておけば、コロナ期間であっても、来店していただける可能性が上がります。コロナ禍では、サロン内での会話を控えなければならない分、サロンの外での関係構築が必要になります。
3.徹底的なコロナ対策と周知
コロナ期間も来店していただくためには、サロン内の安全対策を徹底しなければなりません。主な安全対策は以下の通りです。
- 入店時の検温チェック
- 入退店時のアルコール消毒
- 従業員のマスク着用および会話を最小限にする
- 椅子やドアノブなどのアルコール消毒
- ほかのお客さまとの距離
- 定期的な空気の入れ替え
- スマホによるキャッシュレス決済の導入
- ほかのお客さまとの距離
これらの対策を徹底的に行えば、コロナに罹るリスクも減るので、お客さまも安心して来店できます。特に、ほかのお客様との密を避けたり、支払いの際の接触を避けたりして、感染のリスクを減らしましょう。
さらに、コロナ対策を行っている旨の周知も必要です。ホームページやSNSでの宣伝はもちろん、店の外からも安全なサロンであることがわかるように明記しなければ来店にはつながりません。
なお、小規模事業者持続化補助金の低感染リスク型ビジネス枠を申請すれば、感染症対策にかかった費用の一部を補助してもらえます。補助金の条件や金額、申請手順については、以下の記事で解説しています。
まとめ:コロナ禍でサロンの集客がうまくいくかどうかは、地道な活動次第
コロナ禍といえども、集客活動をとめないでください。家にいるお客さまに対しても効果的な集客活動をする必要があります。ホームページやブログ、SNSなどの利用はその最たる例でしょう。
もちろん、同じようなことは他のサロンも考えているので、一筋縄ではいきません。でも、地道な集客活動をすれば、お客さまにもお店の存在を認知してもらえるように必ずなりますっ!!
それでは。