経理がニガテな個人事業主向け!やさしいお金の管理方法
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この記事はお金の管理方法について書いていますが、ノウハウよりもなぜ、お金の管理が必要なのかという理由を知ることの方が大切です。その理由は、幸せに事業をするための根幹をなすことだからです。
自分らしく、好きなことをしながら幸せにビジネスをしたいからこそ、目を背けてはいけないこと、それは「お金の管理」です。
『経理や会計は苦手』という個人事業主やフリーランスに、お金の管理が必須な理由と具体的なお金の管理方法をまとめてみました!!
難しいことは一切登場しませんので、安心して読み進めてみてください。
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個人事業主のお金の管理が絶対に必要な理由は?
お金の管理を絶対にあとまわしにしてはいけない理由 事業を行う根幹である利益視点
事業をする上で本当に大切なこと。それは、「いい商品をちゃんと利益を確保しながら売ること」です。
これができなければ、いつもお金の不安に悩まされることになります。そもそも、利益が確保できないと、お金も残らないので、次のやりたいこと(事業)にむけてお金を投資していくこともできないし、いつもギリギリで回している状況では、自分が原因でなくても、不景気など外部の影響をうけたとき、余裕がないので、生き残れない可能性も高くなります。
そして、利益という余裕は、経済的な安定かつ精神的な安定にもつながります。「利益の確保」をするためには、お金の管理で損益を把握することはマストになってきます。
個人事業主のお金の管理の目的は、確定申告だけではない
お金の管理がイヤで抵抗があるのは、「確定申告するためにやるから」と、考えているからではないでしょうか?
個人事業主のお金の管理のやり方のポイント(コツ)は?
①入金になったお金を全部使ってしまってない?決めた割合でお金を別口座にわけて管理しよう
個人事業主で売上が口座に入金になると・・・・・嬉しい!!!!私も同じです(笑)でも、そのお金全部使ってしまってはだめですよ~!!
なぜかというとそこから『経費を払い、納税をして』そして新たなステージにむけた『ビジネスの先行投資も払いだしていく』必要があるからです。
特に納税については、忘れたころに市区町村から納付書が届いてびっくり!!なんてことがよくあります。入金=使ってしまっていいお金と思っていると、後から税金が払えないなんてことも・・・そこで、売上の何割かを最初に別の口座にわけてよけてしまうのがおすすめです。こちらの方法については、メルマガの中で詳しくご説明してますので、よかったらお読みください。
②お金を事業用と生活費に分ける
事業にかかる経費と生活費を混同したままでいると、「お金が手元に残らない」という悩みは、いつまでたっても解消されません。お金を手元に残したいなら、お金を事業費と生活費に分けましょう!
区別することでお金の流れを把握しやすくなり、お金を手元に残せるだけでなく、節税や確定申告も楽になります。
③個人事業主は給与みたく毎月定額を自分に送金しよう
自分の給与を決めるということは、お金を事業費と生活費に線引きすることと同じです。
個人事業主の経理には、個人事業主本人への「給与」と言う考え方がありません。そこで、収入の一部を「給与」だと思って、自由に使えるお金を制限してください。
たとえば売上の25%を自分への給与とします。そうすると、自分で自由に使えるお金(給与)の限度が見えるようになります。生活費はそこから出し、残りの75%は事業費としてとっておこうと、意識するようにもなるでしょう。
お金を区別すると節税対策がしやすくなり、その結果、お金が手元に残るようになります。「自分にお給料分を支払う」ことを、お金の管理の第一歩として、是非取り入れてみてください。
経理ソフトで個人事業主の「お金の流れを見える化」を実践する
お金を事業費と生活費に分けたら、「お金の流れを見える化」させましょう。管理がよりスムーズになりますよ。
「お金の流れを見える化を実践」するなら、会計ソフトは不可欠です。会計ソフトとは、給与計算や帳簿の記帳といった経理業務を代行してくれるソフトウェアのことを言います。
会計ソフトの中でも気軽に使えるのがクラウド会計ソフトで、主な特徴は、こちらです。
・登録した銀行口座などの明細情報を取得して自動的に仕訳してくれる
・会計帳簿などを自動的に作成してくれる
・決算書を作成してくれる
会計ソフトを使うと、「お金の流れを見える化」が自動的に行われ、確定申告に必要な書類も簡単に作成できるようになります。
会計ソフトを使いこなせるようになれば、経理が苦手でも、お金の管理を自分でできるようになります。実際に会計ソフトを導入して確定申告に必要な書類を作成している個人事業主さんもたくさんいます。
大丈夫!最新の会計ソフトは、経理初心者さんでも、簡単に取り扱えるように工夫されています。市販されている個人事業向けの会計ソフトの中で、定番人気と言われている「マネーフォワードクラウド」「弥生オンライン」「freee」の特徴について、簡単に説明しますね。
個人事業主の会計ソフトおすすめ:MFマネーフォワードクラウド確定申告
マネーフォワードクラウドは、株式会社マネーフォワードが提供している、法人・個人事業主向けの会計ソフトです。
簿記に詳しくない人でも使いやすく、低コストで高いパフォーマンスの機能が利用できると評判です。
たとえば、個人事業主向けの「パーソナル」プラン(月額980円)は、確定申告に必要な書類の作成から請求業務(見積書の作成など)取引先登録、サポートサービスなどが利用できます。
ちなみに、私はこのMFクラウド確定申告をぶっちぎりでおすすめしてます!!
個人事業主の会計ソフトおすすめ:弥生オンライン
弥生オンラインは、個人事業主向けのクラウド型会計ソフトで、白色申告用と青色申告用に分かれています。会計データの取り込みや抽出がスムーズで、ソフトウェアからe-Taxの申請ができるなど、便利な機能も搭載されてます。
どんな質問も相談しやすく、問題解決までがスピーディと、充実したサポート体制も好評です。
個人事業主の会計ソフトおすすめ:freee
会計ソフトの中でも、圧倒的な利用者数を誇るfreee。管理画面からできるだけ専門用語を排除するなど経理初心者でも簡単に操作できるよう工夫されています。
確定申告書の作成や決算書作成機能など、基本的な機能を備えているほか、「請求書・見積書・納品書の作成」や「経費精算」など、あると便利な機能が充実しています。
個人事業主のお金の管理と確定申告におすすめの会計ソフトは?
個人的には、コストパフォーマンスに優れていて、長い目で見ると一番使いやすい、マネーフォワードをおすすめします。freeeは会計の知識がそれほどなくても使いやすいのですが、経理の基本である簿記をもとにしているよりは、業務システムっぽいイメージです。
なんとなく操作できてしまうのですが、できたような気になるので、間違いに気づきづらい特徴があります・・・
個人事業主の経理をエクセルや手書きでするのはやめた方いい理由
手書きは間違いに気づかず作業を進めてしまうリスクが高くなります。また、青色申告向けの記帳には、一定の決まりや転記する必要があるため、エクセルも限界があります。会計ソフトと言うと、税理士が使うものというイメージがあるかもしれませんが、それも昔のこと。
今の会計ソフトは、経理に馴染みがなくても簡単に使いこなせるよう設計されていますので、安価ですし、早い段階から導入することをおすすめします。
個人事業主の経理代行サービスもある
経理代行サービスとは、経理や会計のアウトソーシング(外注)のことで、代表的なものに「メリービズ」があります。
メリービズは全国に700名以上のクラウドスタッフを抱え、さまざまな業種の経理業務を、オンライン上でサポートしています。クラウドスタッフは、簿記2級以上の資格を持っている、実務経験があるなど、特定の基準をクリアした、いわゆる「経理のプロ」ばかり。
会計ソフトを使った入力から経費精算、請求書の発行、月次決算レポートの作成まで、さまざまな経理業務を代行してくれます。加えて、経営コンサル業務も展開するなど、経理代行という枠組みを超えたサービスを提供しています。
個人事業主は自分で経理をしてみるのが一番!!経営の知識にもなり、今後に役立つ
「1度は自分で経理をやらないと力がつかないよ…」というのが、率直な意見です!!個人事業主が自分で経理をすることは、手間がかかるなどのデメリットがありますが、それ以上に大きなメリットが得られます。
データを処理して財務諸表を作成することで、「自分にもできた!」という達成感を味わえます。そうすると、「利益はどのくらい出たかな」というふうに、財務諸表上で数字を追うのが楽しみになりますよ。さらに、「コストを抑えるにはどうしたらいいか」など、今後の改善点や方向性を考えることができるようになります。
クラウド会計ソフトを使えば、経理に慣れていない個人事業主さんでも、確定申告できるレベルに達することは十分可能ですので、できるだけ自分の力でやるようにするのがオススメです。
個人事業主の経理のやり方と会計の仕方
個人事業主の経理のやり方と言っても、難しく構えることはありません。方法は簡単で、
2.経費や売上の根拠になる書類を残す
という2点を実践するだけです。
事業用の銀行口座を持つ理由は、入金を分類する手間を省いたり、ミスが起きるのを防いだりするためです。経費や売上の根拠になる書類とは、レシートや領収書をはじめ、見積書や納品書、契約書など、仕事上で発生した、ありとあらゆる記録のことを指します。
手作業はここまででOK。データの入力や処理など、あとはクラウド会計に任せましょう!
個人事業主の経理:クラウド会計に情報をすべて集める
クラウド会計に情報をすべて集めるというのは、ソフトウェアの機能を使い、お金を管理することです。
クラウド会計の最大のメリットは、インターネットバンキングやクレジットカードのウェブ機能と連携して、その取引をほぼリアルタイムで取り込んでくれること。連携させておくと、クラウド会計ソフトは自動的にデータを取り入れて、記入と仕訳を実施します。
クラウド会計ソフトを使用する前に、取引先を登録しておきましょう。レシートや領収書など、連携できないものは、スマホなどで写真撮影してソフトウェアに読み取らせます。
個人事業主の経理:売上と利益は違います!
個人事業主さんがつい勘違いしてしまうのは、入金されたお金をすべて使っていいと思うことです。
しかし、売上と利益は違います!!
「売上」とは、事業によって得たお金のことを言います。「利益」は、事業費を差し引いて残ったお金を意味します。
たとえば1個1万円の商品が10個売れて10万円が口座に入金された場合、売上は10万円です。仕入れや包装代など、1個あたり3,000円の経費がかかったとすると、10万円-3万円=7万円が利益になります。
売上と利益を区別せずにお金を使ってしまうと、確定申告の時に、納税するお金が全然ないということになってしまう方もいますので、注意しましょう。
個人事業主のお金の管理(経理確定申告まで)をサポートするサービス
それなら専門家のサポートを受けましょう!お金の管理に慣れないうちは、「本当にこれでいいのかな?」と不安になることもあるでしょう。
不安を解消するには、独学で知識をつけていく、人に聞くなど、方法はいくつかありますが、短時間で解消したいのなら、税理士など専門家のサポートを受けることが一番です。ここでは、おすすめのサービスについて2つご紹介します。
おすすめサービス①:個人事業主の経理や税金の個別スポット相談
個人事業主の経理の初心者さんにおすすめのサービスは、個別スポット相談です。個別スポット相談とは、必要な時だけ税理士に相談するという、サービスです。個別スポット相談は、必要な時だけ利用するため、顧問契約するよりも費用が安くなるというメリットがあります。
クラウド会計を使ったお金の管理方法について、個別スポット相談を利用する場合は、相談前にデータを税理士が閲覧できるように設定しておくと、相談がスムーズに進みます。
税理士と顧問契約するまではいかないけれど、経理や税金についてちょっと相談したい、という時は、個別スポット相談は便利です。
おすすめサービス②:個人事業主の確定申告までわかり、税理士がサポートしてくれるオンライン教材
知識0でも「自分で」効率的に正しい経理(お金の管理)と確定申告ができるようになる動画+サポートつきオンライン教材がオススメです。
- 体系的に日々の経理や確定申告まで学べること
- グループ相談会で確定申告までサポートつき
- 経営者としての基本的な経営の知識が学べる
個人事業主応援!お悩み別4つのプランが誕生!
グループ相談会では、税理士に直接相談できます!!
確定申告オンラインプログラムについて、動画でも説明しています。
まとめ:経理がニガテな個人事業主向け!やさしいお金の管理方法
個人事業主さんが自分でお金を管理する方法についてご紹介しました。クラウド会計ソフトを使うことで、経理や会計が苦手な人でも実践しやすくなることがおわかりいただけたと思います。
個人事業主でも立派な経営者です!まだビジネスの規模の小さいうちから、土台となるお金の管理・経理の部分も強化しておくと、ビジネスの成長速度が加速します。是非やってみてくださいね。
税理士 よしむら ともこ Twitter フォローお願いします。