メルマガとは?配信目的・メリット・有料と無料の違いについて解説
結論、メルマガ(メールマガジン)とはメールマーケティング手法の1つであり、自社の商品やサービスなどに関連性のある情報をメールにて配信するものです。
また、メルマガ登録者とコミュニケーションを取ることも可能で、顧客との関係性をより深めるのに役立ちます。
本記事では、以下について解説しています。
- メルマガとは
- 配信をする目的やメリット
- メルマガの配信方法
- 無料・有料メルマガの違い
- 配信時の注意点
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メルマガ(メールマガジン)とは?
メルマガとは
メールマーケティング手法の1つ。
自社の商品やサービスなどに関連性のある情報をメルマガ購読希望者に配信することで、顧客の購買意欲を高めるのに役立ちます。
さらに、顧客にとって役立つ情報を配信すれば、メルマガ登録者とコミュニケーションを取ることも可能です。
配信するタイミングやデザイン、レイアウトは自身で調整できるので、「顧客との関係性を深めたい」と考える企業には必須のツールと言えるでしょう。
メルマガを配信する目的
メルマガを配信する目的は、主に以下の3つです。
- 顧客にとって必要な情報を届ける
- ホームページや店舗に送客する
- 自社の商品やサービスの購入を促す
それぞれ詳しく解説していきます。
顧客にとって必要な情報を届ける
必要な情報をメルマガにて届けることで、顧客満足度を上げるのに役立ちます。
例を挙げると、以下の通りです。
- 自社の商品に関する想いやストーリーを配信する
- 商品に関するQ&Aを届ける
- ニュース速報やメンテナンス情報の配信
- 会員登録・購入完了のお知らせ
自社の商品やサービスに興味・関心を持ってもらうためには、最新情報や顧客にとって役立つ情報の配信は欠かせません。
顧客との接点を増やすことでコミュニケーションを取る機会が増え、最終的に顧客満足度を上げるのに役立つのです。
ちなみに、コンバージョンにつながる方の割合はクリック率の10%程度といわれています。つまり、メルマガ登録者が10万人いる場合に購入までつながる方の数は以下のように計算できます。
ホームページや店舗に送客する
メルマガは顧客1人1人に対して直接アプローチできるので、見てもらいたいホームページや店舗へ誘導することに役立ちます。
ちなみに、メルマガには2つの送客方法があります。
プル型 | メルマガを顧客に読んでもらい、自社のホームページに自力で辿り着いてもらう送客方法 |
プッシュ型 |
商品やサービスに興味を持っている顧客に対して個別メッセージを送る方法 |
『プル型』は顧客自身でホームページや店舗に辿り着いてもらう必要があるので、「待ち」の手法と言えるでしょう。
『プッシュ型』は顧客に対して直接アプローチをしていく必要があるので、「攻め」の手法と言えます。
自社の商品やサービスの購入を促す
新商品の最新情報やキャンペーン情報などを届けることで、顧客の購買意欲を高められます。
顧客に商品・サービスを紹介するページへ訪問してもらい、商品の購入・サービスの利用をしてもらうことが最終目的です。
メルマガ配信で得られるメリット
次に、メルマガ配信で得られるメリットを見ていきましょう。メルマガ配信をすれば、以下のメリットが得られます。
- コストを抑えられる
- ターゲットを絞ることが可能
- スピード感を持って商品・サービスが販売できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コストを抑えられる
メルマガを始める1番のメリットは、コストを抑えられるという点です。
顧客に自社の商品やサービスをアプローチしていくとなると、チラシやダイレクトメールなどを利用していきます。
ハガキ代や印刷代、人件費などを考慮すると多大なるコストがかかってしまうことも少なくありません。
ターゲットを絞ることが可能
商品やサービスを効率よく販売していくためには、自社が想定するターゲットに情報を届けることが大切です。
しかし、ターゲットの情報を管理するとなると、多大な労力がかかってしまうでしょう。
一方、後ほど詳しく解説するメルマガ配信サービスによっては、ターゲットの年齢・性別・住所など、さまざまな情報を一括で管理できます。
スピード感を持って商品・サービスが販売できる
メルマガの強みとして、スピード感を持って商品やサービスのを販売することが可能です。
一般的に新しく販売開始となった商品やサービスは、顧客に認知されるまで時間がかかります。
一方で、メルマガであればすぐにメルマガ購読者に最新情報を届けられるので、即効性があるのです。少しでも販促を早めたいと考えるなら、メルマガは必須のツールと言えるでしょう。
メルマガの配信方法
次に、メルマガの配信方法について解説していきます。
メルマガを配信する方法は、以下の4つです。
配信方法 | 特徴 |
メール配信サービス |
|
ExcelとOutlookを使用 |
|
Googleスプレッドシート/Googleドキュメントを使用 |
|
BCC配信 |
|
メルマガを配信すると決めた場合、最も選ばれるのが『メルマガ配信サービスによる配信』です。
残り3つの方法でもメルマガ配信はできますが、手間がかかったり多数配信に向いていなかったりと、デメリットが目立ちます。
また、メルマガ配信サービスであれば、顧客情報の管理も手間をかけずに管理できるので長期的なメルマガ運営に最適です。
無料・有料メルマガの違い
メルマガ配信サービスを活用するとなると、有料もしくは無料サービスのどちらかを選ばなくてはいけません。
この章では無料・有料メルマガの違いについて解説していきます。
無料で使えるメルマガ配信サービスの特徴
無料で使えるメルマガ配信サービスの特徴をまとめると、以下の通りです。
- 無料でメルマガ配信サービスが利用できる
- メール配信件数や登録者数の制限がある
- リスト管理機能がついていない
- 配信したメルマガとは関係ない広告が表示される
- メルマガ配信において審査が必要となるケースもある
無料で利用できるメルマガ配信サービスは、費用がかからない分、さまざまな制限が設けられています。
料金を支払うことで利用できる機能も増えますが、長期的な目線でメルマガ運用を考えている場合、無料サービスは不向きと言えるでしょう。
有料で使えるメルマガ配信サービスの特徴
有料で使えるメルマガ配信サービスの特徴をまとめると、以下の通りです。
- 月額料金や登録手数料がかかる
- ステップメールを送れる
- リスト管理や顧客データの管理が簡単にできる
- 自分オリジナルのドメインで配信できるものが含まれる
- 広告なしでメルマガを配信できる
有料となるので毎月料金が発生するものの、有料メルマガは顧客のデータ管理に優れています。
さらに、見込み客に対して事前に作成しておいたメールを自動で配信できるステップメールも送れるので、自動化したい人におすすめです。
メルマガを配信する際の注意点
メルマガを配信する際には、以下のルールに従って配信をする必要があります。
- 送信者情報を偽ってはいけない
- メール受信の同意を得ていないユーザーに配信をしてはいけない
- メールの本文には、送信者の名前・メールアドレスなどを載せる
- メール受信を拒否した人に配信をしてはいけない
- 「配信停止手続きはこちらから」を記載し、いつでも受信拒否ができるようにしておく
まとめ
メルマガを配信する目的やメリット、配信方法や注意点について解説していきました。
メルマガ(メールマガジン)とはメールマーケティング手法の1つであり、自社の商品やサービスなどに関連性のある情報をメールにて配信するものです。
また、メルマガ登録者とコミュニケーションを取ることも可能で、顧客との関係性をより深めるのに役立ちます。
これからメルマガを試そうと考えている場合は、ぜひ本記事を参考に利用するかどうかを検討してみてくださいね!!
税理士/起業の専門家 よしむら ともこ Twitter フォロー嬉しいです!!。